フリー編集者の人生を見つめる日誌

〜生きることってどんなこと〜

4/12(水)旅の終着点、デリー

※この記事は、インドzine完成を記念して、過去(2023年4月)の日記を公開するという、極個人的なイベントによるものです。

前回までの記事はこちら:

mih0o0o0.hatenablog.com

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旅の最終地点、デリーに着いた。空港からはUberで市街地へ向かう。インドの大都市ではUberが使えるので便利だ。Ola(オラ)というサービスも人気らしいけれど、インドの電話番号がないと登録できず、以前から使っていたUberにした。旅行前に日本でどちらもダウンロードしておくと便利かもしれない。

 

車を30分ほど走らせると、混雑した街の中にあるホテル「the prime hotel」に着いた。Booking.comで予約していたので、パスポートを出す。ちょっと待ってて、とロビーに案内されると、ドラゴンボールドドリアさんみたいな顔をした支配人らしき人が、「このホテルには泊まれなくなったので、私たちの別のホテルに案内します」と言う。そのホテルは「the empire hotel」。でももとのホテルより格下だ。やれやれ。

 

「泊まれないのはわかったけど、そんなのってありえない。お金はちゃんと相応に安くして」と言うと、電卓を叩くドドリアさん。ほんの少しだけしか下げない。「どーすんだ? 泊まるのか? それとも新しいところを探すのか?」こいつら、足元を見てやがる……。「この件については、booking.comに報告しますから」と言い、とりあえず新しいホテルへ案内してもらうことに。部屋を見るもカビ臭い。しかもハエがぷーんと舞っているではないか! 無理だ……。

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フロントにいるお姉さんに、「他のホテルも検討したいから、泊まるかはわからない」と言うと、「値引きするわ。この辺ではここが一番いいホテルよ」と食い下がってくる。が、もう最初から最低だったし、このホテルグループにお世話になるのはやめようと、事前にチェックしていた、近くの別のホテルへと向かう。

 

ホテルの名前は「Hotel Ritz」。入った瞬間、空気が違う! 今までのホテルはどんより悪い“気”みたいなものが立ち込めていたけど、ここはとっても綺麗で重厚感もあって、何より支配人がとても聡明そう。やっぱり顔相ってあるんだなと思う。

これまでのことを愚痴ると、その愚痴に乗るわけでもなく、スマートにニコッと笑った(その近くにいたおじさんは、共感してくれて、「そいつはよくないね」と顔をしかめた)。

部屋もクリーン。ここに決めた。しかもさっきよりも安い。あーよかった。

 

やっと部屋にチェックインできたのが17:00頃。少しゆっくりして、買い物と夕飯を食べに、セントラルパーク付近へ。

まず行ったのは、「people tree」というデザイナーズのショップ。クラフト系で個性的で、すごく好きな雰囲気だった! 染め物のブラウスとか陶器とか本とかいろいろあって、私はブラウスとピアスを買った。そのとなりの「the shop」というファブリックの店もセンスが良かった。インテリア雑貨を中心に、アパレルアイテムなんかも取り扱ってる。ここでは刺し子のショルダーバッグを買った。(最近閉店してしまったよう)

people tree いい店だった

夕飯は「people tree」の近くの「kwality」で。歴史あるレストランらしく、内装が大変豪華。ピアノの生演奏もあって、客はみんな政治家みたい。我々はバカな旅行者として、いくつかの料理を注文。水を頼んだら600円くらいのものが出てきて驚く。安いミネラルウォーターでいいよ、と言うと、貧乏人認定されたようだった。ただごはんはどれもとてもおいしかったよ。ケチでごめんね。

 

昨日からの風邪らしきものにより疲れているため、早めに就寝。