フリー編集者の人生を見つめる日誌

〜生きることってどんなこと〜

わかりあえない

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親友だと思っていた人が、親友じゃなくなって、恋人と思っていた人が、恋人じゃなくなって、夫だと思っていた人が、夫じゃなくなって、これらは全て同じ人だけれど、ロマンスが消えた。蝋燭に火が灯っていたと思っていたのは、もしかしたら私だけかもしれなくて、もうずっと昔に消えていたのかもしれない。ポッキリと折れた。それが私の2022年。人と私の距離を考える。私は誰のことも究極にはわからない。私には私のことしかわからない。私の頭の中、心臓、汗、焦燥感、ときめき、愛。この人と私は手を繋いだ、わかりあえた、これ以上わかりあえる人はいない、この人が私のソウルメイトだ、そう思っても、そうじゃない。本当にはわかりあえない。その意味では、人間は、あらゆる生物は、孤独である。私たちはつながりを求めるけれど、真にわかりあうことはできない。そのことが深く深くわかった。一方で、死んだ父と、生きている母の、秘密の話を聞いたとき、これは愛だ、少し確信に触れたのだ、と思った。だから信じてしまう自分もいる。他の人間に溶けいって、覗いて見ることができたらな。けれどそんなことは絶対にできない。人の痛みを知ることはできない。同じ痛みを経験してのみ、自分を通してその痛みを経験することはできる。年末にこんなことを書いている。すっかり抜け落ちて、するりと、手から離れていった。何をつかんでいたのか。

 

大変個人的なつぶやきですが、これが私の、2022年12月30日の気持ちです。よいお年を。

上高地/甘いグリーンカレー

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突然やってきたパートナーとはうまくいっています。ひとりでいて、将来どうしよう、どうフリーランスの仕事を続けていくのがいいのか、どうしたらもっとやりたい仕事ができるのか…とか、考えすぎて塞ぎ込んでいたこの5、6月。誰かと暮らすというのは、自分から意識が逸れることでもあるので、考えすぎる自分にとってはやっぱりいいことなんじゃないかと思い始めてきました。一番の理想は、自分の部屋があって、パートナーと暮らすことだと思います。ひとりの時間や、苦しむ(?)時間はたぶんちょっと大切。

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そんなわけで、最近は上高地に弾丸で行ってまいりました。

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2人してフリーランス&アーティストなので、なんだかんだずーっと仕事&制作をしてしまい、全然フリーの時間がない。でも自然には行きたい、そんなわけで、日帰り上高地へ。なお、8時間バス移動、4時間上高地という、上高地滞在の方が少ない悲しみのタイムスケジュール。ま、仕方がないよ。車が運転できたらよかったけれど、彼は国際免許を取らずに来たし、私は不安症になってから、車が運転できなくなったし。絶対、先10年くらいの間に、車の運転を克服したい。話がそれたけど、そんなわけもありバスで行きました。

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7月26日は、新宿は雨。家を出るところから土砂降りだった。上高地の天気を見てもあいにくずっと雨。「雨なら行っても仕方がないんじゃない? 返金できないの」と彼。まあ山の天気は変わりやすいのだから、行ってみようよ、当日に返金なんてできっこないし、とのことで、無事に参加。バスで走り続けること数時間。上高地のある長野に突入してから晴れてきた。上高地に到着したけれど、全然晴れているではないか!!よかったねえ、私たち。

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滞在4時間なので、前日に確認した、バスターミナルから河童橋を通って、明神橋ゴールの2時間くらいのコースで行くことにした。12:00くらいに着いたので、途中キャンプサイトで山菜そばを食べた。

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河童橋上高地の一番のメイン的な場所で、浅めのエメラルドグリーンの川に桟橋がかかり、後ろには穂高連峰が臨める。めちゃくちゃな景勝地。なので人もいっぱい。

そこから明神橋に向かって歩いていく。真夏なのにクーラーの中にいるみたいに涼しくて、川のせせらぎの音、鳥の鳴く声、土を踏み締める音、獣のにおい、木々のにおい、自分に向かって、自然というものが降り注いでくる感じ。

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もちろん、私たちが生きているこの世界すべてが自然だけれど。山の中の体験ってすごいよね。登山というよりハイキングなので、ずっと平坦な道だしとっても歩きやすかった。お年寄りの方も多くて、私も母を連れてきたかったな〜と思った。ほんとうにどこを切り取っても美しくて、始終感動していた。


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海に体を預けたとき、私は海からきたんだ!と思い、森の中に入れば、私たちがいるべき場所はここなんだ!と思う。でもほんと、人間だってサル、ひいてはただの小さな細胞分裂から始まったのだから、あながち間違っていないですよね。はー、どうして都市化することをヒトは選んだのか。でも、田舎育ちで、田舎のカルチャーは苦しいこともあったので、都市についてはありがたく思っていますが。これ以上、自分たちのせいで森が壊れなければいいな、とほんとうに思いました。

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帰りにダッシュでアップルパイ(有名らしい)とアイスクリームを買って食べた。

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家には夜ついて、甘いグリーンカレーを食べる(なお私は食べない)。これは、彼がタイ料理をつくってくれるというので、まずは新大久保のアジアンマーケットで食材を買い、頑張ってつくってくれたのだけれど、私にとっては甘過ぎて食べられなかったというシロモノである。頑張って1時間くらいかけて作ってくれたのに、ひと口食べて甘すぎる!となったので、内心彼は凹んでいたに違いない。

ちなみに、最近、料理家の土井義晴さんが書いたコラムを読んだけれど、料理はうまいとかまずいとかじゃない、食えればいい、自分で味付けしろ(調味料で)、とのことだった。だからうまいとかまずいとか言うのは邪道なのである。そんな邪道な私。

パートナー(夫)が突然やってきた

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私には遠い国にパートナーがいる。どのくらい遠いかというと、飛行機で6時間くらいなので、すごく遠くはないけれど、少し遠い。場所はタイである。

2019年から、俗に言う「国際遠距離恋愛」なるものを始めた。でもこのときの国際というのは、タイと日本ではなく、ロサンゼルスと日本だった。と、まぁ、話せば長くなるけれど、とにかくコロナ禍の2021年、リモートで結婚した。そして結婚してから会ったのは、たったの2回。

そして突然3回目が訪れた。「7月に日本に行きたいな〜」なんて言っていたものの、いつまで経っても実現しなさそうなので、いつもの戯言だと思っていたら、突然、行く!となり、チケットを買っていた。けれども、どうやらまだ日本に入るのは簡単ではないらしく、私が「妻として招待する」ことになった。パスポートをコピーしたり、招待状を書いたり、結婚を証明する書類(戸籍謄本)を出したり。国際結婚って、真面目に厄介なのである。日本人同士ならやらなくていいことばかりやっている。

そしてビザを取れたのは、日本に来る2日前くらい。かなりの強行スケジュール。こっちのスケジュールなんか無視オブ無視なので、私は彼が滞在する2週間の間、富士山登山なんかを入れていた。それに仕事だってあるのだし、そもそもこれまで一緒に暮らしてこなかった(結婚前は2年ほどタイで同棲はしていた)のに、一緒に同じ部屋で暮らせるんだろうか? それに私はフリーランスで在宅、彼はアーティストで在宅。1日中一緒なんて絶対無理!!!!そうして鬱々とした気持ちのまま、その日はきたのだった…(失礼)。

 

1日目 アコギギター編

遠く離れているといっても、実は4月にも会ってるので、3ヵ月ぶりくらい。会うときは、「あ、ヤッホー」くらいなテンションである。駅や空港でめちゃくちゃ抱き合う、みたいなことはない。そんなのって、ほんとうに存在するんだろうか? 私たちはいつも通り至極ナチュラルに再会した。彼は音楽家なので、どこかへ行くときは必ず楽器やら何やら一式持ち歩いている。まさかその楽器が夜の喧嘩の火種になるなんて、このと気はまだ予想だにしなかった。

彼と一緒にいることは、予想してたよりも大変じゃなくて、「鬱々としてたけど、自分の思い過ごしだったんだ」そう思っていた、深夜1時。事件は起きた。「ビィィィイイイーンンンン」デカい音が鳴る。振り向くとアコギを弾いていた。「Heyyy What are you doing!?」(え、何やってんの!?)と私。とぼけた顔の彼。うちはマンションだけれど、壁が薄いのか、まじで外の音とかよく聞こえる。一応最上階だけれど、下には人が住んでいるし、何より深夜のアコギはビビるくらいに音がでかい。しかも「これからマイクで声も出すよ」。おいおいおい? 何を言っても平行線で、まったく話にならない。もうまじでやっぱりダメだったんだ!と半ベソをかきながら不貞寝したけれど、その夜アコギが弾かれることはなかった。(ほんとうによかった)

結局、アコギと発声は翌日の午後行われた。まだ住民の誰からも苦情は来ていない。私が気にしすぎなのか、彼が気にしなさすぎなのか。彼との生活は始まったばかり。人と暮らすというのは、自分のことばかり考えなくてよくて、それはとってもヘルシーだと思った。

安倍元総理が死んだ/イカゲーム

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個人的な日記だから、今日のことをちゃんと書いておく。

今日、日本中、はたまた世界も震撼させる事件が起きた。奈良で演説中だった安倍元総理が襲撃され、亡くなった。撃たれたことを知ったのは、これから新しく始まるメディアの打ち合わせで、顔合わせをさせてもらい、いくつかの仕事を終え、バンコクで出会った友達に会いに、駅に向かう途中だった。その友人から、「安倍さん、撃たれたよ」と連絡があって、ほんとに……? 日本だよ、ここ?と、まず思った。いよいよ何かが崩れたのだと。

私は安倍さんのやってきたことは、まったく支持しない。むしろ、安倍さんのやっていることが嫌で、日本を飛び出した、みたいなところもあった。だからあっさり辞任したときは、ちょっと拍子抜けした。でも、支持しないことと、このことはまったく別物だ。暴力をもって、自分の意見や立場を表明したり、何かを阻止するのは、絶対に間違っているし、そんなことやって、何になるの?

今日は湿度がない、カラッとした晴天で、真夏みたいだった。こんな日にどこかで誰かが倒れている。嘘みたいだ、と思った。携帯からはたくさんの情報が入ってくるけれど、道ゆく人が何を思ってるのか、計り知れない。電光掲示板でニュースが流れるわけでも、号外が配られるわけでもない。渋谷を通り過ぎても、みんな下を向いたり向かなかったり、ただ普通の日常が繰り広げられるだけだった。ほんとに、誰か死んだの? みんな、何をいま思ってるの? 知りたかった。でも結局、バスで並んでる隣のおばあさんにも、「バス、なかなか来ませんねぇ」と言うだけで、「そういえば、安倍さん、撃たれましたね。大丈夫ですかね」とは言わなかった。だから、みんなが何を思っているのかわからなかった。今日は少し、人の携帯画面をのぞいてしまった。安倍さんのこと調べてるかな、とか。結局、ハムスターの動画を見ていたり、ゲームをしてる人しかいなかった。ほんとに、安倍さんは死んだんだろうか?

 

バンコクの友人たちとはおうちでのんびり遊んで、リラックスできて楽しかった。やっぱり安倍さんの話になる。

帰りに、今日は期限前投票をするつもりで、整理券を持ち歩いてたから、投票に行った。安倍さんが死んだ日に投票するなんて思わなかった。

 

安倍さんが撃たれて、円高になった。撃たれてすぐから円高になった。投資家ってすごい。戦争があっても人が死んでも災害があっても、最初に考えるのはお金のこと。お金ってなんなんだ。それで、ついおととい観終わった『イカゲーム』のことを考えた。人間一人ひとりがお金に換算されていくのだけれど、なるほど、安倍さんもそうだったのだ、と思った。人の命は金なのだ。あれは、皮肉を描いてるわけじゃなく、事実を描いてたのだ。

 

今日、ひとりで家にいなくてよかったかもしれない。ショッキングなものを観たり聞いたりすると、とても落ち込んでしまうので。でも幸い、かわいい服を着ていた。かわいい服が私を幸せにしてくれた。よかった。それに、パートナーが、もうすぐ日本に来られることになった。哀しい分を、ハッピーで埋められない日もあるけれど、ちょっとずつ貯金していけば、大丈夫。

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新宿でロシア・ウクライナ料理を食べた

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ロシア料理と聞いて、思い浮かべるメニューってなんだろう。

私は、ボルシチビーフストロガノフ、ピロシキくらいだった。それも、母や友人がつくってくれる、二次創作に近いものしか食べたことがなく、レストランで本格的なロシア料理を食べるのは初めて。

なんで急にロシア料理なのかというと、まったく思いがけずであった。その日は有無を言わさず、新宿で晩ごはんを食べることになっており(断固たる決意)、あれこれ探したのだけれど、新宿というエリアに明るくなく、どこがいいか迷っていた。そんな折、友人からの提案でこちらになったのだ!(ありがとう!) 

外食するときは、多国籍料理が食べたい!と強く思う。日本の家庭料理は自分で作れるし、食材だってどこでも揃うのだから、外で食べる日は異国のメシが食べたい……。新宿なら、普段は新大久保まで出て、韓国料理を食べることが多い。今回も、ウイグル料理もいいね、モンゴルもいいね、なんて思いつつ、この、ロシア・ウクライナジョージア飯に決まったのであった!(わー)

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はい、気になるお店は、「スンガリー」さんです。新宿には「東口本店」と「三丁目店」がありました。ってか新宿のこの2店舗しかない。

創業はなんと1957年。ビバ半世紀。今はいろいろと厳しいこともあると思いますけれど、戦争があるからといって、文化や料理まで拒絶するのはどうなんでしょうか。それじゃあまるで差別じゃないか、というので、まったく何も気にせずいざ、入店!(ちなみに本店のほうです)

洞窟のような店内にフツフツと沸騰するテンション

お店は階段を降りた地下にありました。洞窟のような内装にテンションが上がる(顔は至って冷静)。暗くて、怪しくて、謎の音楽が流れておりました。もうすでに好き!

スモークサーモンとイクラを薄いパンケーキで包んだ料理

はい、こちら。まずは冷菜です。メニュー名は「マリノーブナヤ・ケタのブリヌイ包み」とのこと。あーもうこれめっちゃ美味しかった(語彙力)。イクラどうしますか?(別料金)と聞かれるので、絶対トッピングしてください。イクラ、君がいてはじめて完成するのだから……。

餃子 with レモンバターソース

餃子ですよ。やはりありましたよ、餃子。ロシアってアジアの横っていうか上なので、やっぱりあるんですねぇ。餃子が世界を繋いでるのだな〜〜。これもほんとに美味しかった。メニュー名はね、「ペルメニ(シベリア風自家製水餃子、レモンバターソース)」。サワークリームをちょいちょいつけて召し上がれ〜。

はーい、お待ちかね、ボルシチ

みんな知ってるボルシチだよ〜。ビーツのスープですね! 私、酸っぱいのあまり得意じゃないので、やや身構えていたのですが、このボルシチ、かなりマイルド! 全然酸っぱくないというか、むしろ旨味! 旨味のヤーツでした。中にホロホロのビーフがおりました。

羊串先輩!

先輩、あなたもロシアにいたんですね。中国(ウイグル)料理で有名な羊串ですが、やっぱロシアにもいたー! まあ近いもんね。世界は繋がっている……(二度目)。好き。

この手前のケース、シガーケースかと思いきや、中に店員さん呼ぶボタンが入ってて笑った。

ロシアとかジョージアなので、ワインがすっごく美味でござんした!(ワイン発祥の地ってジョージアなんですよね) ウォッカなどショットもあったよ。キンキンで飲みたいですね! あとはカクテルとかビールの種類も豊富で、お酒を楽しみにもこれると思った。なんなんだ、この店のポテンシャルは……!

食べ足りなくて、チーズ(笑)。

食事が一旦終わったのに、チーズアゲイン(笑)。や、あのね、実はピロシキを頼もうとしたらね、「今日は売り切れてしまいました」って。ピロシキ人気らしいので、最初に予約がいいらしいです!

デザートとチャイ

はいはいはい、デザートもお忘れなく。こちらはサフランライスのクリーム・ブリュレ。すっごーく美味しかった(もうこれしか言ってない)。

あとチャイ(ミルク入りじゃないよ)は、付属のジャムをペロペロ舐めながら飲むという、知られざるロシアンカルチャーにノックダウン。薔薇のジャムっていうのがあって、すっごくいいにおいがしました。薔薇のジャム舐めてる女とか、カッコよすぎ。

なんだかね、赤いリップをつけて、ヒールを履いて、ドレスでも着て行きたいようなお店でした。なんだろう、ゴシック感? やばめな館(やかた)感があって、不気味な女が似合いそうな店だった!(褒めてる)。

実際は全然堅苦しくないので、ジーパンにTシャツでよい。

 

プロフェッショナルなお料理と接客に本気で満たされた。しばらくは旅行にも行けなさそうだけれど、いつか本場でごはんを食べてみたいな〜。ごちそうさまでした!

Russian Restaurant Sungari

 

追伸:

スンガリー、まさかの加藤登紀子さんのご両親が始めたお店なんだって! お、おしゃれ・・・・バタッ。

1週間のこと/男体山/梅雨でうつ/ベイビー・ブローカー

前回ブログを書いてから、1週間くらい経ってしまったかもしれない。全然日記をつける気持ちになれなかった。そもそもこうしてブログにしたから半強制的につけているようなもので、日記を書くタイプの人間ではないのだ(正当化するな)。

まず6月18日(土)この日は撮影があった。朝集合して、午後2時くらいまで撮影していた。昔はカメラマンが入った撮影というと、基本的には雑誌などの紙ものになったのだけれど、最近はウェブの記事にもカメラマンが入る。(最近って、結構経つのかもしれないし、媒体によって違うかもしれないけど)

そして撮影が終わると、そのあしで地元の栃木県へと急ぐ。次の日は早朝から男体山の山登りなのだ。男体山って、栃木の県民の歌に入っていてですね、小学校のときは何かにつけて(多分県民の日とか)に歌わされました。でも栃木の県民の歌、結構いいと思って気に入ってる。ちょっと聞いて(笑)。

youtu.be

つまり、男体山って、県民にとってはとっても親しみのある山でしょ。実家からは雪をかぶった男体山とか、雪が溶けた男体山とか、うちは南部だけれど、北部(日光市)にある男体山がいつも見えていて、冬になると「ああ、男体山に雪が降ったね〜」とかって言うのである。そんな山。

中央が男体山

標高は2486mで、火山で、信仰の山で、百名山。コロナ禍で、家族と山登りを始めたときから、いつか男体山に登ろうね〜と話していて、この度念願がかなったのである(タイミングがあっただけ)。

朝5時に家を出て、7時すぎに登山口の二荒山神社に着いて、そこから山登りスタート。

二荒山神社。奥に見えるのが男体山(多分)

1000円奉納してから登る

階段から始まって、最初はまあまあ普通の低山って感じなのだけれど、どんどん岩場になってって、ずっと四肢を使って登るみたいな感じだった。しかも、男体山ってずっと直線で真っ直ぐに上がっていくだけらしくて、逆に道には迷わないから、体力があれば初心者でも登れるらしい。ってことは平地的なところは歩かないので、本当に心肺機能が大変だった。体力には自信があるけれど、心肺機能の自信は全くない。

これはまだ序の口だった

5、6、7合目がとにかく岩場で辛くて、9合目を過ぎていきなり視界が開けて、森林限界地域になると、なんかもう青空がバーン!他の山が低ーい!目の前中禅寺湖!!みたいな感じで、おおおおおおおおっとなった。山登り大好き。こんなに感動することって、あまりないでしょ。無我の境地になれる幸せ。

9合目を過ぎると突如視界が開ける



やったどー!



標高が高くて気温が低いので、まだ桜が咲いていた

それからの1週間は、脚がとにかく痛くて大変だったのと、ずっと曇っていたせいで、ものすごく落ち込んでしまい、泥のように生きていた。泥なんじゃないかって思った。仕事はするんだけど、もう嫌になってきて、泣いたり、無になったり、友達に慰められたり、なんとか生きていました。晴れていればいいというわけではないのだけれど、たぶんもともとセロトニンが少ないと思っているので、日光様に当たるのが大事なんである。日が当たらない国では暮らせないかもしれないな。

それで、金曜日は少し仕事も片付いたので、午後早々に仕事を切り上げて、原宿に行って、大好きな古着を見に行った。そしたら可愛い刺繍のお洋服(フランス製で、シアターのユニフォームっぽいタグだった)と、インドのコットンのブラウスを見つけたから、すごく幸せになった。嬉しい。

古着で買った刺繍のベスト

それから、是枝監督の『ベイビー・ブローカー』を観に行って、少し泣いた。是枝監督が、韓国人俳優を起用して、韓国で撮影した作品なのだけれど、演技がうまいなー。とっても。淡々と進んでいくのだけれど、終盤がすごくよくて、大切な言葉があったよ。

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あとね、エンドロールのピアノがすっごくよかったの。あれはエンドロールまで含めた作品なんだと思う。

そうして、古着を買って、本を買って、映画を見て、自分のために時間を使って、お金を使って過ごしたら、少し機嫌がよくなった。仕事があるとかないとか、まずは自分を立て直すことも必要だと思った。ご自愛ください。

お尻が痛い/BTSの株を買った

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今週は、死ぬほど原稿を書いている。

先週はすっごく暇だった、正直。だから夕方にお散歩に行ったり、昼ごはんを食べたらベッドに少し寝そべってみたり、Twitterで推し活をしたり、自由気ままに暮らしていた。

今週は、そんなことが許されない。えーーーん。なんだっていつもこうなんだ。忙しい日とそうでない日、なんとなくうまい具合に混ざって、なだらかに、均等にきてほしいのに。

まったく原稿を書かなくていい週もあるのに、インタビューが続く週もあるし、そうしてこうやって毎日各媒体の締め切りに追われまくる週がある。

そして何が起きたかというと、尻が痛い。本気で痛い。尻が上半身の重みに耐えきれてない。むしろ少しでも尻があって本当によかった。全然尻のない人だったら、どうなっちゃってたの? 肉やクッションは大切である。というかいい椅子を買うべきなのだろうか。物をなるべく増やしたくないので、やはり買えない。となると、尻を頑丈にするしかないのかもしれない。あー。ちなみにだけれど、編集やライターだけやっているのではなくて、マネジメント?運営?なんかそんなこともやっています。まあそれも編集といえば編集なのか。何でも屋さんってか、スペシフィックなものがない人。創作活動がしたい。

 

あと、ニュースにもなっているのだろうと予想しますが(テレビがないのでわからない)、BTSがソロ活動に重点を置きますと宣言し、世の中は「休止だー!わー」となり、BTSが所属している会社HYBEの株が20%以上も暴落したらしい。きっと株下がったんだろうな〜と思っていたけど、すごく下がっていた。BTSのメンバーも株持ってるから、結構問題だよね、と思って、推し活の一環として、安くなった株を買ってみた。ファンだけど、グッズとかアルバムとかを集める「本物の」ファンじゃないから、こっちで貢献できてよかった……って馬鹿なのかな。馬鹿だね。でも自分はHYBEという会社の株主(クソ微々たる)である!というのは気持ちがよい。BTS頑張れ〜。(ちなみに、ソロ活宣言があって、私は恋人と別れるみたいに泣いた。悲しくて悲しくて枕が濡れた。最近誰かと別れていなかったので、すごく久しぶりの感情だったし、自分がアイドルや芸能人のために泣く日が来るなんて思っていなかった。素敵な感情をありがとう)BTS頑張れ〜HYBE頑張れ〜。おわり。