いよいよ明日は文学フリマ東京38なわけですが。私は2022年に初めて出店して、今回が2回目。久しぶりにちゃんとしたzineというか冊子をつくりました。(あ、先に宣伝しておくと、ブースはW-39、出店名は「インコンビニエンス・ブック・ストア」です)
一つ目が、「たいちょうがわるい。」というエッセイ。
実はこれ、2018年にこのブログで書いた記事が元になって生まれたもの。
ちょうどこの頃からメンタル不調に悩まされるようになって、というか、まずは頭痛や息苦しさがあったのだけれど、そこからパニック発作があって、どんどん強迫観念にとらわれるようになっていった。
診断名は心療内科では「パニック障害」「全般性不安障害」、漢方医からは「不安神経症」と言われました。それが大体2019年くらいで。この本では、まだ自分に何が起きているかわからないとこから、どんどん具合が悪くなって、最後は寛解するまでを書いています。
これをやったら治った!みたいなことは書いておらず、あーだこーだ頭をぐらぐら揺らしながら生きていた日々を綴りました。
ちなみに、当時バンコクに住んでいて、そこから栃木・益子〜東京と移動したこと、10年以上続けた編集者の仕事を一旦ストップしたことなど、周辺の出来事も書いております。いやー、いろいろと悩んでいたな、ほんとうに。
今回は初めてデザイナーさんにもお願いしたので、装丁も素晴らしくてとても気に入っています!
メンタルヘルスに悩んでいる人とか、興味がある人、周りにいる人など、ぜひ手にとってほしいです。
『たいちょうがわるい。』(エッセイ)
著者・イラスト/大芦実穂
デザイン/大久保有彩
発行/Inconvenience Book Store
1200円(88P・B6版)
二つ目が、「インスタグラムが日記だったころ」という日記本。
![f:id:mih0o0o0:20240518185509j:image f:id:mih0o0o0:20240518185509j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mih0o0o0/20240518/20240518185509.jpg)
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こちらも同時期の2018年〜2020年くらいに書かれたインスタグラムの投稿を抜粋してまとめたものです。
体調不良だったとき、とにかくインスタに感情を吐露しまくっていて。今思うとあれは立派な日記だったなと。誰に向けてなのかわからないけど、書かなくてはいられなかった。今はむしろ全然書かなくなってしまった。それだけ感情が落ち着いたということなのかも。
こちらも同じデザイナーさんが装丁を担当してくれたんですが、めちゃめちゃいい!デザイン負けしているんじゃないかってくらい(汗)。けどそこも含めて手にとってもらえたらうれしいです〜。やはり一人より、誰かと力を合わせてつくると、絶対にいいものができますね。
明日の文フリ、過去最多の出店数だそうで、今から楽しみでドキドキ。今回から入場者はチケット制になったけど、どのくらいの人が来るんだろう。
さ、これから焼き鳥を食べに行って、今日はゆっくり休むぞー。これを読んだ方で、もしいらっしゃる予定のある方は、ぜひ私のブースもチラ見していってください。では!