フリー編集者の人生を見つめる日誌

〜生きることってどんなこと〜

鼻血と韓国ドラマ『二十五、二十一』

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昨晩、鼻をかんだら大量の鼻血が出た。ここ数年まれに見る大出血で、サーっとなった。「サー」とは青ざめるときに使うオノマトペだ(個人的に)。福原愛ちゃんが卓球でポイントを入れたときの「サー!」ではない。

実は秋から毎日鼻血が出続けていたのだけれど、その部分が腫瘍になり、数週間前に大学病院で取ってもらった。ぶよぶよとした肉の塊。ホルマリン漬けよろしく液体の中に入れられて、そいつは試験所へと送られていった。そんなわけで、おそらく傷口の瘡蓋が取れてしまったんだと思う。あまりにもドバドバ出るものだから、「鼻血 止まらない 大量」で調べたけれど、どうやら鼻血の大量出血で死ぬ人はいないらしい。ので安心した。

人間はショックなことがあると一気に血圧が下がるらしい。その音がもしかしたら「サー」なのかもしれない(しつこい)。とにかく皆さん、健康が第一ですよ。

 

夜は楽しみに、とても楽しみにしていた、韓国ドラマ『二十五、二十一』の最終回を見ることに決めていた。ちなみにネットフリックスで配信されていて、ドラマ自体はすでに完結している。

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90年代後半から2000年代前半にかけて、高校生や大学生だった若者たちを描く青春ドラマ。まあその時代をね、振り返っていくんですけどね。私はその頃もっと小さかったけれど(おそらく小学生とか)、私の10近く離れた姉たちのドンピシャ世代だったので、日本ではあったけれど、だいたいのカルチャーは小さいながらも横目で見ていたと思う。

ポケベルとかねえ。ピッチ(PHS)とかねえ。そもそもがブラウン管だったよねえ。

あの頃はよかった!みたいな話ではなくて、あの頃、ああいう風に真正面から向き合えて、ほんとうによかったね、みたいな話です。あーもう泣いた、泣いた、僕は泣いた!

 

韓国ドラマにハマったのは、いわゆるコロナ禍で、あのブームに乗りました。そう、『愛の不時着』&『梨泰院クラス』(めちゃミーハー!はあはあ)。それで毎日泣きながら、こんなすごいのか、韓国ドラマ!!とズブズブと沼を泳ぎ始めて早2年。同期のみなさんごきげんよう。私が韓国ドラマが好きなのはね、好きなのは、男の人が泣くから(笑)。日本のドラマってあんまりわんわん男の人が泣かないじゃないですか。最後に1粒の涙がポロッくらい。渋い。私は、もう子どもみたいに泣いてほしかった。そういえば子どもみたいに泣いた議員いたね、野々村議員。あれはちょっとやだな、うん。

韓国ドラマって、恋愛とかだと男の人、普通に泣くんですよ。それがいいなって思ったの(えっ)。そんな目線で見てる人、他にもいるんだろうか、知りたい。

ちなみに、この二十五、二十一でも、もちろん泣いてくれるんですが、主演(男役)のナム・ジュヒョクさんは、ものすごく泣くのがうまいと思いました! すごく悲しそうに、すごく自然に泣くの。目を真っ赤にして。それを見て私も泣く。もうたくさん泣かせていただいて。真夜中2時、「ひーーーーーーん」と鳴いていたのは私です。ありがたいな、こんなに感情を露わにさせてくれて。感謝感謝。

 

そんなこんなで、本日は腫れたまぶたでお仕事しましたが、それもまたよきかな。今夜からまたなに観るか考えなきゃ。